「目標達成の鍵は心にあり!」萩城下町ハーフマラソン2024

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萩城下町ハーフマラソン2024

2024年12月8日今年最初のハーフマラソンに参加しました。

出典:維新の里 萩城下町ハーフマラソン2024

今年は空手の指導とランニングブログに集中しようと思い、大会参加を控える予定でした。しかし、高校1年の長男が「ハーフマラソンに出たい」と言ったので、「じゃあ俺も」とエントリーすることに。

エントリーしたからには練習が必要です。空手の指導やブログの合間を縫って練習を始めました。例年なら大会前に月間300キロほど走るのですが、今回は大会前の1カ月だけ200キロ走っただけ。その前の3カ月間は月間100〜150キロ程度に留まっていました。

とはいえ、夏場に1500mや5000mの大会に初めて参加し、中距離の練習をしていたおかげか、例年より仕上がりが良く、練習中には10キロのパーソナルベスト(PB)を50秒更新する41分05秒が出ました。このため、「ハーフマラソンでも好タイムが期待できるかも」と思いながら大会に臨みました。

長男のDNS(欠場)

しかし、大会の3週間前、長男が右足の中足部を痛め、治療を続けても痛みが取れず無念のDNS(欠場)。長男は週2日の休息日を設けていましたが、朝夕2回練習し月間440キロ近く走り込んでいたため、疲労が蓄積してしまったようです。

当初は親子3人(私、長男、小学2年の三男)で参加する予定でしたが、長男は応援に回ることに。三男と二人での参加となりました。

レース当日

大会当日、気温は6度、強風の中スタート。結果は次の通りでした。

• 私:自己記録を6分更新し、ネットタイム1時間28分05秒(グロスタイム1時間28分10秒)

• 三男:去年の記録を1分更新し、10分ジャスト

目標は90分切り。ほぼ最前列からスタートし、練習で意識してきた「腰を押されるように前に進む感覚」と「大転子を使った足の動き」をイメージしながら走り出しました。

1キロ目は4分10秒。このペースに不安を感じ、「最後まで持つのか?」とマイナス思考になりました。この気持ちは8キロまで続きました。練習で4分15秒以内で10キロ以上走ったことがなく、自信がなかったのです。

心の支え

8キロを過ぎた頃、このままでは諦めてしまうと思い、走り続けるための理由を考えました。そこで思い出したのは、今回の大会に向けてひたむきに努力していた長男の姿。中学3年から一緒にランニングを始めた長男は、高校で陸上部に入り、YouTubeで練習方法を学びながら工夫を重ね、驚くほど成長していました。

しかし、大会直前に足を痛め、走ることができなくなった長男。「自分が長男の分も頑張ろう」と思いました。

長男は、マラソン大会のテレビ中継を見ながら、新記録が出そうな時はテンション高く楽しんでいました。その姿を思い出し「私の走る姿で、同じように喜ぶ顔を見たい」と思うようになりました。今回、長男は足のケガで残念ながら出場できませんでしたが、だからこそ私が精一杯走ることで彼の気持ちを背負いたいと思いました。

親子で参加する予定だった大会。長男が応援してくれる中での出場となり、「彼の期待に応えたい」という思いが私の背中を押しました。萩城下町ハーフマラソンで掲げた厳しい目標も「自分の走りが子供たちに喜びを与えるきっかけになる」と信じて、最後まで諦めることなくゴールを目指しました。

苦しさの先に

12キロを越えた頃、体が軽くなる「ランナーズハイ」を感じましたが、2キロほどで終わり、また心が折れかけました。それでも「子供たちの喜ぶ顔が見たい」と粘り続けました。

残り2キロ、目標タイムまであと9分。ゴール前800メートルの地獄の上り坂では強風に苦しみましたが、「90分切れるよ!」という子供の応援が背中を押し、最後の力を振り絞りました。

ゴールの喜び

ゴール後、後ろのランナーさんから「ありがとうございました!お陰でゴールできました」と声をかけられ、自分が無意識にペースメーカーになっていたことを知りました。人の役に立てたことも、二重の喜びでした。

ミケ

あとで気がついたけど、なかなかのイーブンペース

目標を達成した興奮が冷めず、夜遅くまで眠れないほどの達成感に包まれました。

目標を超える力は「気持ちの持ち方」にある

どんなに高い目標でも、乗り越える鍵は練習量や実力だけではありません。自分の実力以上の挑戦でも、前向きな気持ちや諦めない心があれば、前進できます。努力を重ね、強い意志を持ち続けることで、想像を超えた成長が実現できるのです。まずは、自分を信じることから始めてみましょう。

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