ランニングを始めたばかりの方が「1時間くらい軽く走っています」とか、「歩いたり走ったりを定期的に続けています」と話しを聞くことがあります。しかし、それでも体重が思うように減らないケースは少なくありません。その理由は、同じ強度で同じ時間の運動を続けると、それが日常の一部となり、体が慣れてしまうからです。
もちろん、運動を全くしないよりは良いですが、運動の効果を最大限に引き出すには、一定の強度や負荷の調整が必要です。何もしないことが「日常」となるのと同様に、同じ運動を繰り返すことも「日常」となり、体はそれに順応してしまいます。その結果、「頑張って走っているのに効果が出ない」と感じることになります。
知り合いで、3年間、週に2~3回1時間程度のウォーキングやジョギングを続けている方がいました。しかし、同じ強度で続けていたため、ダイエット効果を実感できていませんでした。この話をすると、本人も「運動が日常化していた」と納得されていました。
私のランニング体験談とダイエット成功例
ランニングを始めた当初、私は「とにかく走り続けること」に集中していて、体重の減少についてはあまり気にしていませんでした。そのため、食べたいものはこれまで通り食べ続けていました。今でも食事に対して無理な制限を設けることはしていません。しかし、ランニングを続けるうちに、少しずつランニングの強度が自然に上がっていきました。そして、あるとき突然、体重が大きく減るタイミングが訪れたのです。ランニングを始めて6ヶ月後、7キロのダイエットに成功しました。(68キロから61キロになった)
見た目がかなり変わりました。
ランニングでダイエット効果を得るための具体的なアドバイス
ランニングを効果的に取り入れる方法
ダイエット目的でランニングを始める場合、次のポイントを意識すると良いでしょう。
1. 週1~2回、20~30分のランニングから始める
最初は無理をせず、途中で歩いても構いません。重要なのは、運動を習慣化することです。
最初は5分や10分でも構いません。少しの距離でも走り出すことが大事です。
2. 同じペースで楽に走れるようになるまで続ける
しばらくは同じ速度で問題ありません。負担を感じなくなるまで継続することが大切です。
3. 少しずつ強度を上げる
自然と速く走れるようになったり、長く走れるようになったタイミングで、ペースや距離を増やしていきましょう。
運動量と食欲のバランス
さらに、運動をするとお腹が空き、運動前よりも食事量が増えることがあります。そのため、消費カロリー以上に摂取してしまい、かえって体重が増えてしまうことも考えられます。
まぁランニングをしてたら、そんなに太る事はないと思います。
自然な強度の上昇が鍵
ランニングを30分から1時間、週に2~3回続けていると、次第に筋肉が発達し、心肺機能も向上します。最初は1kmを8~10分で走っていた方も、慣れてくると7分台で走れるようになるでしょう。その分、少し息が切れたり汗をかいたりしますが、その負荷に体が慣れると再び停滞が訪れます。
ここで重要なのは、少しずつ強度を上げていくことです。たとえば、「もう少し速く走れるかも」と感じるタイミングで速度を上げたり、走る距離や時間を延ばしたりすることが効果的です。
このくらい走ることを継続すると自然と強度が上がってもキツくないと思う。
強度は限りなく上げ続ける必要はないよ。一定のところまで上げればそこを維持すればいいよ
そうだね!一度、体重が下がればそれ以上は上げなくてもいいね。
継続がダイエット成功のカギ
ランニングでダイエット効果を得るために、特別きつい運動は必要ありません。ただし、すぐに結果が出るものではなく、時間をかけて徐々に強度を上げることが大切です。楽しみながら気持ちよく続けていけば、必ず効果が現れるでしょう。
まとめ
ランニングを始めたばかりで体重が思うように減らない理由は、運動の強度や負荷が一定で体が慣れてしまうことや、運動後に食欲が増加してしまう可能性があるからです。しかし、ランニングを楽しみながら継続することで、自然と強度が上がり、ダイエット効果を得ることができます。
重要なのは、無理なく習慣化し、少しずつ負荷を増やしていくこと。また、食べたいものを我慢せずに楽しむことで継続のモチベーションを保てます。すぐに結果を求めるのではなく、長期的な視点で楽しみながら走り続けることが、成功へのカギです。
マラソン大会などにエントリーすると目標ができて継続しやすくなります。
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