42歳の健康診断で、数値を見た瞬間、正直びっくりしました。
LDLコレステロールが300超え。中性脂肪が400超え。医師から「この年でこの数値だと……将来がすこい不安ですね」と淡々と言われながら、じわじわ怖くなりました。
毎朝飲む薬が5〜6錠。コレステロールの薬、中性脂肪の薬、鼻炎の薬——気づけばそれが当たり前の朝になっていました。
そんな私がランニングを始めて3年が経ちます。
結論から言うと、今は薬を1錠も飲んでいません。
体重は8kg落ち、花粉症はほぼ消え、健康診断で引っかかることもなくなりました。「走ってて良かった」と心から思えることが、気づけば7つもありました。
この記事では、そのすべてを正直に書いていきます。数値も体験も、隠さずに。
📊 ランニング前後の数値変化
| 項目 | 開始前 | 正常値 | 現在 |
|---|---|---|---|
| LDLコレステロール | 300超え | 140以下 | 正常値 |
| 中性脂肪 | 400超え | 150未満 | 正常値 |
| 毎日の薬 | 5〜6錠 | — | 0錠 |
| 体重 | 68kg | — | 61kg |
1. 飲んでいた薬が全部いらなくなった
これが一番、走り続けてよかったと思っていることです。
42歳のとき、LDLコレステロールは正常値140以下のところ300超え。中性脂肪は正常値150未満なのに400超え。毎朝5〜6錠の薬を水で流し込むのが習慣になっていました。
走り続けて1年ほど経ったころ、ふと思いました。「もしかして、もう薬飲まなくても数値下がってるんじゃないか」と。
次の検診のとき、私から医師に提案してみました。「薬を減らして様子を見てもいいですか?」と。
数値を確認した医師は「確かに改善されていますね。試してみましょう」と言ってくれました。その後も走り続けながら少しずつ減らしていき、今は薬を1錠も飲んでいません。
誰かに言われたわけじゃなく、自分で気づいて、自分で動いた——そのことが、なんか誇らしかったです(笑)
2. 体重が8kg落ちた(しかも食欲は増えた)
正直に言うと、最初の半年は体重がまったく変わりませんでした(笑)
📉 体重の変化タイムライン
もともとダイエットが目的で始めた訳ではなかったのですが、半年を過ぎたあたりから急に体重が落ちました。食事量もお酒の量も増えていたのに、気づけば8kg減。68kgから60kgになりました。
「急に痩せたけど、どこか悪いの?」「病院行った方がいいんじゃない?」と、心配されることが続きました。確かに短期間で体型が変わると、ダイエットより病気を疑われるんですね(笑)
3. 花粉症がほぼ治った
これは走り始める前には想像もしていなかった変化でした。
春になると鼻水が止まらず、ティッシュを1日に何箱も使うような状態でした。薬を飲んでも「10のうち6か7が改善される」くらいで、完全には楽にならなかった。
ところが走り始めて1年ほど経ったころから、明らかに症状が軽くなりました。今では春になっても「あ、少し鼻がムズムズするな」程度です。感覚的には10だった症状が1か2になった感じ。
免疫力が上がったのか、自律神経が整ったのか——詳しい理由はわかりませんが、これは本当に走り続けてよかったと思えた変化の一つです。
4. 体が軽くなった
走り始めて数ヶ月が経ったころ、ふと気づきました。
「あれ、階段を上がっても息が切れなくなった」
以前は2階に上がるだけで少し息が上がっていたのに、いつの間にかそれがなくなっていました。立ち上がるのも、歩くのも、とにかく体が軽い。
8kg落ちた体重の影響もありますが、それだけじゃなく全身の筋肉が使えるようになった感覚があります。足首も強くなったのか、段差でつまずいても以前のように痛めることがなくなりました。
5. 足が細くなった
走り始める前、太ももが少しずつ太くなっているのが気になっていました。
ランニングで足が細くなると言っても、走り方によっては逆に太くなることもあるので注意が必要です。
短距離のダッシュや坂道ダッシュを繰り返すと、速筋が発達して足が太くなりやすい。一方、ゆっくり長い距離を走るLSDやジョグ中心のランニングは、余分な脂肪が落ちて足全体が引き締まっていきます。
私の場合は後者で、3〜4ヶ月ほど続けると太ももの脂肪が落ちて、筋肉質で細い足に変わっていきました。「足を細くしたい」という目的でランニングをするなら、ゆっくり長く走ることを意識するのがポイントです。
🦵 走り方で足への影響が変わる
| 走り方 | 足への影響 | 主に使う筋肉 |
|---|---|---|
| ゆっくり長距離(LSD・ジョグ) | 細くなる✅ | 遅筋 |
| ダッシュ・坂道ダッシュ | 太くなる⚠️ | 速筋 |
✍️ 足を細くしたいならジョグ中心がおすすめ
6. 嫌なことを1時間忘れられる
仕事でイライラしたり、モヤモヤする日でも、走り終わった後はなぜかスッキリしています。
走っている間は、フォームのこと、ペースのこと、呼吸のことだけを考えています。他のことを考える余裕がないんです。結果として、1時間ほど完全に「嫌なことから離れられる時間」になっています。
これはランニングを続けて気づいた、一番地味で一番大事なメリットかもしれません。
7. ランナー仲間ができた
走る前は想像していなかった変化です。
会社の同僚や、子どもの習い事で会うお父さんの中に、実はランナーがいました。ランニングを始めたことで共通の話題ができて、自然と会話が弾むようになりました。
SNSで「友Ran」として発信するようになってからは、大会で実際に会える仲間も増えました。「一人で黙々と走る趣味」だと思っていたランニングが、気づけば人とつながる趣味になっていました。
まとめ
42歳、LDL300超え、中性脂肪400超え、薬5〜6錠——そこから走り始めて3年。
体重は8kg落ち、薬はゼロになり、花粉症はほぼ消えました。
「走ってよかった」と思えることが、気づけば7つもありました。
完璧なスタートじゃなくていいです。私も最初の500メートルで倒れるような状態から始めました。それでも、続けた先に確実に変化はあります。
あの正月の朝、玄関を出た自分に、今は心から「ありがとう」と言えます。


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