「毎日走っているのにタイムが縮まらない」「練習の種類が多すぎて何をすればいいかわからない」——そんな悩みを解決します。
このページでは、42歳・独学でサブ3.5を達成した著者が実際に取り組んだ練習法を、レベル別に整理してまとめました。初心者はまず「基礎練習」から、慣れてきたら「スピード練習」に挑戦してみてください。
練習法のロードマップ
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| レベル | おすすめ練習 | 目安時期 |
|---|---|---|
| 🟢 初心者 | ジョギング・朝ラン・LSD | 走り始め〜3ヶ月 |
| 🟡 中級者 | ビルドアップ走・ドリル・体幹トレ | 3ヶ月〜半年 |
| 🔴 上級者 | インターバル・テンポ走(閾値走) | 半年〜 |
👉 関連記事:テンポ走(閾値走)のやり方を詳しく解説
1. 基礎練習|まず走ることに慣れる
ランニングを始めたばかりの方は、まず「走り続けられる体」を作ることが最優先です。最初から頑張りすぎるとケガにつながるので、ゆっくり・楽しく・続けることを意識しましょう。
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2. スピード練習|タイムを縮めたい人向け
基礎ができてきたら、スピードや持久力をさらに伸ばす練習にステップアップしましょう。無理なく取り組めるよう、強度が低い順に紹介します。
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3. 補強トレーニング|走るだけでは伸びない部分をカバー
走力を伸ばすには、走るだけでなく「体幹」や「フォームの基礎」を鍛えることが重要です。週2〜3回取り入れるだけで、ケガ予防とパフォーマンス向上に効果があります。
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著者の週間練習メニュー(参考)
サブ3.5を目指していた時期の著者の1週間の練習構成です。参考にしてみてください。
| 曜日 | 練習内容 | 距離・時間 |
|---|---|---|
| 月 | 休養 or 体幹トレ(腹筋ローラー) | 15〜20分 |
| 火 | ジョグ(朝ラン) | 5〜8km |
| 水 | インターバル or テンポ走 | 6〜10km |
| 木 | 休養 or ドリル+軽ジョグ | 3〜5km |
| 金 | ビルドアップ走 | 8〜12km |
| 土 | LSD(ロング走) | 15〜25km |
| 日 | 完全休養 | — |
週のトータル走行距離は40〜60km程度。いきなりこのメニューを真似るのは難しいので、まずは週3回・合計15kmを目標に始めてみましょう。
まずはこの2記事から始めよう
「どれから読めばいい?」という方へ。レベルに合わせておすすめ記事を選びました。
練習の種類を少しずつ増やしながら、楽しくステップアップしていきましょう!
自分のレベルはどこ?3つの質問で判定
「初心者・中級者・上級者」と言われても、自分がどこなのか迷いますよね。走行距離やタイムではなく、次の3つで判定するのがいちばん実用的です。
| 質問 | Noなら | Yesなら |
|---|---|---|
| 止まらずに30分走り続けられる? | 🟢 初心者 | 次の質問へ |
| 週3回、3か月以上走る習慣がある? | 🟢 初心者〜🟡 中級者 | 次の質問へ |
| 1km5分台のペースで5km走れる? | 🟡 中級者 | 🔴 上級者 |
正直に言うと、僕自身が失敗したのがここでした。走り始めて2か月で「そろそろインターバルだろう」とスピード練習に手を出して、見事に膝を痛めました。レベルを飛ばすと、伸びる前にケガをします。
練習を組み立てる3つの原則
① 週10%ルールを守る
週間走行距離の増加は、前の週の10%以内に抑えます。先週20kmなら今週は22kmまで。地味ですが、これがオーバーユースのケガを防ぐ最強のルールです。「調子がいいから」と一気に増やしたくなる気持ちは、僕もよくわかります。でもそこで増やした翌週に痛みが出ます。
② 強度の高い練習は週2回まで
インターバル・テンポ走・ビルドアップ走のような「キツい練習」は、週2回が上限です。残りはジョグとLSD、そして休養に充てます。毎日全力で走るより、この配分のほうが確実に速くなります。
③ 休養日を必ず入れる
筋肉や腱が強くなるのは、走っているときではなく休んでいるときです。週に最低1日は完全休養を入れてください。「休むのが怖い」という気持ちが出てきたら、それはむしろ休むべきサインです。
初心者がやりがちな失敗5つ
僕が実際にやらかしたもの、まわりのランナーからよく聞くものを挙げます。1つでも当てはまったら要注意です。
- ジョグのペースが速すぎる:いちばん多い失敗です。ジョグは「話しながら走れるペース」が正解。ここを速くすると、肝心の練習日に脚が残りません
- 距離を一気に伸ばす:10km走れた翌週に20km、はケガへの最短ルートです
- スピード練習に早く手を出す:土台ができる前の高強度練習は、伸びずに壊れます
- 補強トレーニングを飛ばす:走るだけでは体幹も股関節も鍛えられません。ここを省くとフォームが崩れます
- 休養日に罪悪感を持つ:休養も練習のうちです
特に1番の「ジョグが速すぎる問題」は、自覚がないまま何か月も続けている人が本当に多いです。心当たりのある方はLSD(ロングスローディスタンス)とは?を読んでみてください。「こんなに遅くていいのか」と驚くはずです。
ケガをしたら、練習より優先すること
どれだけいい練習メニューを組んでも、走れなくなったら意味がありません。痛みが出たときの判断基準と部位別の対処は、ランニングのケガ予防・ケアまとめ【部位別】にまとめています。
また、走る前のストレッチとドリルは、練習効果そのものを底上げします。ランニング前ストレッチ10分ルーティンとランニング後のケア3ステップもセットで習慣にしてください。
よくある質問(Q&A)
Q. 週何回走ればいいですか?
A. 初心者は週3回から始めてください。毎日走る必要はまったくありません。週3回・合計15kmを3か月続けられれば、それだけで走れる体になります。
Q. 走るのは朝と夜どちらがいいですか?
A. 続けられるほうが正解です。効果の差より、習慣化できるかどうかのほうがはるかに重要です。朝に寄せたい方は朝ランの始め方を参考にしてください。
Q. タイムが伸びなくなりました。何を変えればいい?
A. 同じ練習ばかりしていると、体が慣れて刺激が足りなくなります。ジョグだけの方はテンポ走(閾値走)を週1回入れてみてください。20分走るだけで、体感が変わります。
Q. 42歳から始めても速くなれますか?
A. なれます。僕自身が運動嫌い・未経験・独学の状態から始めて、サブ3.5まで到達しました。若い人より回復に時間がかかるぶん、休養と補強を丁寧にやることが鍵になります。焦らなければ、年齢は思っているほど壁になりません。
まとめ|順番を守れば、確実に伸びます
- まず基礎練習で「走れる体」を作る(走り始め〜3か月)
- 次に補強トレーニングでフォームとケガ耐性を上げる
- 土台ができてからスピード練習に進む
- 週10%ルール/高強度は週2回まで/休養日は必ず入れる
練習の種類を少しずつ増やしながら、楽しくステップアップしていきましょう。焦って順番を飛ばした僕からのお願いです。


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